文献等では試薬濃度がモル濃度で示されていることが多いですので、下記に数値を入力して実際に計量する試薬量を求めてみましょう。
(モル濃度とは、溶液1L中に溶けている溶質のモル数 [mol]で表した濃度です。)
下左の例は、胚盤胞を収縮させるのに使用するSucrose溶液の例です。
Sucroseの分子量は342.3で、作製する濃度を0.25mol/l(M)に設定して10ml作製するなら、Sucrose 0.855g測定することになります。
ちなみに右は、試薬量からモル濃度を求めることができます。
生理食塩水はNaCl 0.9%ですので、100ml作製するならNaClが0.9gです。
NaClの分子量が58.44ですので、モル濃度は0.154mol/l(M)になっています。
白枠の数字を変更すれば、他の試薬も計算できます。